子どもに多い不正咬合

お子さまの不正咬合で特に多いのが乱ぐい歯と受け口、そして出っ歯です。中でも見た目ではわからなくても下顎が成長せず、出っ歯傾向にあるお子さまはたくさんいます。下顎は、硬いものを噛んだりたくさん咀しゃくする習慣がなかったりすると萎縮し、うまく成長しないからです。

80歳を過ぎて20本以上歯が残っている方の中で、受け口や出っ歯の方は限りなく少ないとも言われています。お子さまの歯並びが気になる場合は、早めの治療をお勧めします。

乱ぐい歯、八重歯不正咬合
正式名は叢生(そうせい)。歯がデコボコに生えたり、歯の生え方が不揃いだったりする咬合です。顎が小さくなっている現代っ子に多い不正咬合です。

受け口不正咬合
正式名は反対咬合(はんたいこうごう)、下顎前突(かがくぜんとつ)。噛み合わせたときに、下の歯が上の歯より前側にある歯並びのことです。上の歯の被さりがないので、下の歯の先端から根元まですべて見えてしまいます。

出っ歯不正咬合
正式名称は上顎前突(じょうがくぜんとつ)。上顎や上の前歯が前に出たり、下顎が後退したりしている状態です。顎の骨に問題がある場合と、歯だけが前に出ている場合があります。

まずは、お悩みをご相談ください

まずは、お悩みをご相談ください