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2024年7月26日

休診日・お知らせ_デザインE_cs6_やなぎだに歯科_240719.png

2024年7月 2日

 

こんにちは。院長の柳谷です。
7月に入り、夏の暑さが
本格的になってきました。

 

昼だけでなく夜も暑さが続くと
寝苦しさを感じることで、
なかなか寝付けずに睡眠不足に陥ることも。

 

この睡眠不足
心身の健康にとっての大敵ですが、
実はお口にも悪影響を及ぼすことを
ご存じでしょうか?

 

今回は睡眠とお口の健康の関係性について
お話ししていきます。

 

 

 

 

◆睡眠不足で歯が危険にさらされる!?

 

不十分な睡眠によるリスクのひとつが
むし歯の進行です。

 

「しっかりと歯みがきをしていれば大丈夫」
と思われるかもしれませんが、
これだけでは
むし歯を防げない恐れがあるのです。

 

では、どのようにして睡眠不足が
むし歯の進行を招くのでしょうか?

 

その要因は、だ液の減少です。

 

だ液はお口の中の汚れを洗浄したり、
歯の修復を促したりすることで、
むし歯の進行を防ぐ役割を果たしています。

 

しかし、睡眠不足によって
自律神経が乱れると、
だ液の分泌量が減少します。

 

この結果、だ液によって
歯を守る働きが不十分になり、
むし歯が進行しやすくなります。

 

 

 

 

 

◆むし歯だけじゃない!?
 睡眠不足によるもうひとつのリスク

 

睡眠不足によって引き起こされる
もうひとつのリスクが歯周病の悪化です。

 

歯周病は歯を支える骨が
溶けてしまう病気で、
最悪の場合は
歯が抜けてしまう恐れもあります。

 

では、睡眠不足と歯周病は
どのように関係しているのでしょうか?

 

これらを結びつける
キーワードが「糖尿病」です。

 

糖尿病は血液中の血糖の増加により、
やがてさまざまな合併症を引き起こす病気で、
数ある発症要因のひとつに
睡眠不足が挙げられています。

 

そして、糖尿病は
先に述べた歯周病と深い関係があり、
相互に症状を悪化させることが
明らかになっているのです。

 

 

 

いずれも自覚症状に乏しいため、
「気づいたら糖尿病も歯周病も悪化していた...」
といった事態にもなりうる、
まさに恐ろしい病気です。

 

 

 

 

◆良質な睡眠のカギは「歯の本数」にあり

 

先にご紹介したケースとは逆に、
歯の状態が睡眠時間に影響を及ぼすことも
あると言われています。

 

ある研究では、
歯の本数が少ないと睡眠時の呼吸を妨げ、
睡眠時間に影響する恐れがある、
との指摘をもとに、
調査が実施されました。

 

その結果、歯の本数が少ない人は
20本以上歯がある人に比べて、
睡眠不足、または長時間眠りすぎるリスクが
高くなることが明らかになりました。

 

このように、お口と睡眠は
お互いに深い関係性があり、
ときに健康そのものを左右するといっても
過言ではありません。

 

 

 

 

◆お口のケアと良好な睡眠で
 健やかな毎日を!

 

健やかな生活を送るためには
良質な睡眠とお口の健康維持、
どちらも欠かすことができません。

 

 

 

 

毎日の生活習慣を整えつつ、
お口の状態に不安がある方は
早めに歯科を受診することをおすすめします。

日々のセルフケアで
万全の対策を心がけて、
暑い夏も元気に乗り切りましょう!

 

 

 

やなぎだに歯科
〒663-8152 兵庫県西宮市甲子園町29−18 1F
TEL:0120-418-356

2024年6月24日

休診日のみ_デザインE_やなぎだに歯科_240620_cs6.jpg

2024年6月18日


こんにちは。 やなぎだに歯科です。

道端やお花屋さんでアジサイを見かける季節になりました。

青や紫といった美しい色合いが特徴ですが、あの色は土の「酸度」によって変化するそうです。

人間の場合、「酸」は歯の表面を溶かし、色素沈着やむし歯の原因になってしまいます。
特に食後はお口の中が酸性に傾くため、うがいでゆすぐなどして、口腔環境を整えるのがおすすめです。

さて今回も、前回に引き続き当院のスタッフが作成している院内掲示物について、皆様からのご質問をご紹介します。


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Q1.唾液の量が少ないと口内炎になりやすいのですか?

A. なりやすいです。
唾液の量が少ないと、粘膜の保護が行き届かなくなります。

また、唾液は口腔内の最近の増殖を抑える働きがあるので、唾液が少ないと菌は増殖する傾向にあり、口内炎を引き起こす原因となります。

ドライマウスの自覚症状がある人は、特に注意が必要です。


Q2.いちばん大事な歯は、どれですか?

A. どの歯も大事ですが、最も重要な役割を担うのは第一大臼歯です。
第一大臼歯とは前歯から数えて6番目の歯のことで、6歳頃にはえてくるので、6歳臼歯とも呼ばれています。

第一大臼歯は永久歯の中で一番大きいため、噛む力も一番強く働き、噛み合わせの基本となる大切な歯です。噛み合わせは運動能力とも連動しており、歯を9本以上なくしたままにしている人は転倒リスクが高まる事も知られています。


以上、6月の歯っぴ~通信からお送りしました。

また来月もお楽しみに♪

今月の壁面装飾は「梅雨☔️とカエル🐸」です。
ご来院の際はぜひご注目ください!



やなぎだに歯科
〒663-8152 兵庫県西宮市甲子園町29−18 1F
TEL:0120-418-356

2024年6月 5日

 

こんにちは、院長の柳谷です。
6月に入り雨模様が続くこの時期は、
なんとなく気分がすぐれない日も
あるかもしれません。

 

そんな気だるさから、
普段は当たり前に行っている習慣を
疎かにしてしまうと、
健康状態が悪化するリスクを
招くことがあります。

 

そのリスクのひとつが「歯石」です。

 

日々の歯みがきが不十分だと
歯に付着した歯垢(プラーク)が
やがて歯石となり、
色々な害を引き起こします。

 

中には
「歯石を自分で取り除いている」
という人もいるかもしれませんが、
この行為は効果が無く、
むしろ危険を伴うため注意が必要です!

 

 

 

 

◆毒性があるのは歯石ではなく、
 歯石につく◯◯!

 

歯石とは、
歯の周囲に溜まった
細菌の塊である歯垢(プラーク)が
だ液に含まれるミネラル成分によって
石のように硬くなり、蓄積したものです。

 

歯石には大きく分けて、
目に見える黄白色の
「歯肉縁上歯石(しにくえんじょうしせき)」と、
歯ぐきの下に隠れている、黒っぽい
「歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)」があります。

 

 

 

この歯石自体に毒性はありませんが、
お口の健康のためには
取り除くことが必須です。

 

その理由は、
ざらざらした歯石の表面が
細菌の繁殖にはうってつけの環境であり、
この細菌が、歯や歯ぐきに
悪影響を及ぼしてしまうからです。

 

 

 

 

◆歯石を放置するとこんなことが...!

 

細菌だらけの歯石を
除去しないまま放置すると、
やがて歯周病が悪化する
原因となります。

 

 

 

歯石の表面の凹凸に入り込んでいる細菌は、
通常の歯みがきでは完全に除去できません。

 

その結果、歯石がついた周囲の歯ぐきで
炎症が起こって腫れてしまい、
歯と歯ぐきの間のみぞ(歯周ポケット)が深くなります。

 

この環境下で歯周病菌が増えることで、
歯周病が悪化していきます。

 

さらに、歯周病菌は
悪臭を伴うガスを放つため、
口臭も強くなってしまいます。

 

これらを回避するためには、
細菌のすみかとなる歯石を
早めに取り除くことが肝心です。

 

 

 

 

◆絶対やめた方がいい...
 自分で歯石を取る危険性とは?

 

歯石を早く取ったほうがいい、となると、
「自分で歯石を取ってしまおう!」
と考える人もいるかもしれません。

 

しかし、自分で歯石を取ろうとすると
歯や歯ぐきを傷つけることになり、
歯石を全て取ることも不可能です。

 

また、取り残された歯石に付着した細菌は、
変わらず毒素を出し続けるため、
歯周病や口臭が確実に悪化します。

 

このように逆効果にしかならないため、
自分で歯石を除去する
メリットはありません。

 

 

 

これらの理由から、
歯石を自分で取ることは絶対に避けましょう。

 

 

 

 

◆歯石の害、どうしたら食い止められる?

 

歯石への最善の対処法、
それはズバリ、
「定期的に歯科医院で取ってもらうこと」です。

 

歯石は一度取った後も、
お口の中のプラークが再び歯石となり、
繰り返し付着してしまいます。

 

そのため、一般的には
3~6か月に一度のペースで
定期的に歯石取りに通い、
きれいな状態を保つことをおすすめします。

 

お口の悩みのタネとなる歯石を
歯科医院で安全かつきれいに取り除き、
健康な歯ぐきを維持していきましょう!

 

 

 

やなぎだに歯科
〒663-8152 兵庫県西宮市甲子園町29−18 1F
TEL:0120-418-356

2024年5月30日

インビザライン(マウスピース矯正)とワイヤー矯正にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。
どっちが良いのか迷ったときには、ぜひ下記でご紹介した内容を参考にご検討ください。

※画像をクリックするとPDFが開き拡大して見れます。

2024年5月28日

休診日のみ_デザインE_やなぎだに歯科_240524_cs6.jpg

2024年5月20日

んにちは。 やなぎだに歯科です。
清々しい青空が広がる心地良い季節になりました。
こうした時期こそ、お口の中もすっきり爽やかにして気持ちよく過ごしたいですね。

歯科では、普段のセルフケアでは取り除けない汚れや歯石もしっかり除去できます。
ぜひお気軽にご来院いただき、お口も心も晴れやかにお過ごしください。


さて今回も、当院のスタッフが作成している院内掲示物についてです。
5月号では、「歯」そのものについてよくお寄せいただく質問と、回答をご紹介しました。

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Q1.歯の役割とは?

A.歯は、食べ物を咀嚼するだけの器官ではありません。
下記のような意外な役割も担っています。
・発音を助ける
・表情を作る
・体の姿勢やバランスを保つ
・噛む動きにより脳に刺激を与える など。

Q2.乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてきたら?

A.過剰な心配は不要です。
永久歯が生えてきたあとに乳歯が自然に抜けることがあるからです。
ただ、いつまでも乳歯が抜けない場合は抜歯が必要になる可能性もあるので、最寄りの歯科医へご相談ください。


面の最後では、キッズスペースの壁面装飾をご紹介しました。
5月は子どもの日にちなみ、鯉のぼりをチョイス。
6月も張り切って作成しますので、お楽しみに!



やなぎだに歯科
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2024年5月 7日

 

こんにちは。院長の柳谷です。
初夏の日差しがさわやかな季節となりました。

 

さて、毎年5月17日は世界高血圧デーです。
高血圧と聞くと「食生活」や「運動不足」が


真っ先に思い浮かびますが、


実はお口の健康とも密接に関わっています。

 

今回は、高血圧と歯科の
意外な関係についてご紹介しましょう。

 

 

 

 

◆血圧の薬がもたらすお口の変化

 

高血圧はそれ自体がお口の環境に
影響を及ぼすことは少ないものの、


血圧を下げる薬(降圧剤)の副作用


次のような変化をもたらします。

 

・歯ぐきが腫れて歯が磨きにくくなる

アダラート、ノルバスクなどをはじめとした
高血圧治療でよく処方されるカルシウム拮抗薬は、


副作用で歯ぐきの腫れを引き起こすことがあります。

 

腫れが大きくなると歯ブラシを当てても
プラークが除去しづらいほか、


見た目の問題や発音のしづらさなど、


生活の質にも影響を及ぼします。

 

 

 

・お口が渇いて汚れがたまりやすくなる

降圧剤の副作用では
「お口の渇き」も代表的な症状です。


先にご紹介したカルシウム拮抗薬のほか、


フルイトランやラシックスなどの利尿薬も


副作用としてお口の渇きを


招くことがあります。

 

これらの服用でお口が渇きやすくなると、
だ液が持つお口のクリーニング作用や、


歯の表面を修復する作用が働きにくくなり、


結果としてむし歯や歯周病、


口臭のリスクが高まってしまいます。

 

 

 

 

◆歯が少ないと高血圧に?
 お口の健康と血圧の関係

 

最新の研究では、
歯の本数が少ない、あるいは噛む力が弱いと


高血圧になりやすくなることも明らかになっています。

 

あるデータでは、
奥歯で噛めない人は高血圧のリスクが約1.7倍


高くなることが示されています。

 

なぜ、噛めなくなると
高血圧のリスクが高くなるのでしょうか。


その理由の1つに


「食べものの選り好み」が考えられています。

 

例えば、奥歯で噛めなくなると、
多くの人は繊維質の多い果物や


緑黄色野菜を避けがちです。


しかし、これらの食品には


血圧の安定に必要なカリウムが豊富に含まれており、


不足すると血圧の上昇を招いてしまいます。

 

 

 

このような現象は
とくに高齢者に多くみられることから、


将来的な病気のリスクを減らすためにも、


若いうちからお口の健康を保つことが重要です。

 

 

 

 

◆高血圧の予防・管理のカギは
 歯科での定期検診

 

以上のことからもわかるように、
健康的な毎日を送るうえでは


食生活や生活習慣の改善にくわえ、


お口の健康維持も重要な役割を担っています。

 

なかでも、歯科での定期検診
高血圧の予防・管理において、


次の2つの効果があります。

 

・高血圧の薬の副作用によって生じるお口トラブルを防ぐ
・お口の健康を保ち、歯を多く残すことで高血圧を予防する

 

 

 

 

自宅での正しい歯みがきや
食生活の改善に加え、


歯科での専門的なチェックも含めた


全身の健康を守る習慣づくりを


心がけましょう!

 

 

 

やなぎだに歯科
〒663-8152 兵庫県西宮市甲子園町29−18 1F
TEL:0120-418-356

2024年4月26日

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やなぎだに歯科 院長 柳谷種彦 やなぎだに歯科
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院長 柳谷種彦

当院はご家族皆さまで通っていただける、地域に根差した歯科医院を目指して平成17年に開業しました。当時の甲子園界隈は大手商業施設や住宅地がまさに誕生しようとする最中であり「地域密着型の歯科医院」という私の想いを実現するのに理想的な場所でした。

開業以来、おかげさまで近隣にお住まいの方々を中心に、ご家族皆さまで通える歯科医院としてお子さまからご高齢の方まで多くの患者さまに来院いただいています。これまでの歯科医院のような暗くて怖いイメージをできるだけ排除した「明るく、親しみやすい歯科医院」として、これからも皆さまの歯の健康をお守りいたします。