ムーシールドとは?
![ムーシールド](/images/mu03.jpg)
ムーシールドは、
反対咬合の早期初期治療に用いる機能的顎矯正装置です。
透明のお皿のような形をした装置で、口の中に入れた状態で舌を装置の上にあげると、下顎が後ろへひっばられ、上顎の前歯は舌に押されて前へでようとします。
料金:49,500 円(税込)
ムーシールドの効果
<効果>
- ・逆被蓋の改善を促します
- ・舌圧と口唇圧のバランスを保ちます
- ・舌を高位に保ちます
しっかりと時間をかけて装着していただくと、早期ならこの装置で効果がでます。
<装着時の注意事項>
- ①基本的には夜間の装着で、半年から1年間使用して経過を見ます。(夜間以外もできるだけ使用して下さい)初めのころは寝ている間に口から落ちることもありますが、慣れてくれば、出なくなります。
最初は違和感がありますが、1~2週間で装置には慣れることが出来ます。
- ②口に入れたとき、口唇を閉じるようにお子さんに指導して下さい。
舌が所定の位置に納まっているか、使用し始める時にはご注意下さい。
- ③毎日就寝中口の中に入れておくようにして下さい。
保護者様の就寝前にお子さんの様子をご確認していただき、口の中からこの装置が外れてしまっているようなときは、軽くすすいてから口の中に戻してあげて下さい。
- ④口の中から外したら十分すすいで装置を毎朝洗浄し、保管容器に入れていつも決まった場所に置くようにして下さい。
- ⑤歯科医院にご来院する際は、この装置を忘れずにご持参下さい。
この装置の影響て歯、歯肉、口蓋部、口の周辺の筋肉、舌に痛みがでた、あるいは様子がおかしいと思われるときは、お電話下さい。
- ⑥ムーシールド治療で治っても、歯並びの状態によっては、次の段階の治療が必要になるケースもございます。定期的に検診を受けて歯並びの状態を確認していきましょう
お子様のムーシールド使用は、保護者様の協力も必要となってきますので、お願い致します。
何かご不明な点ございましたら、当医院まてお電話下さい。
従来のワイヤーやブラケットなどの矯正装置を使わず、透明なマウスピース型の矯正装置で少しずつ歯を動かす矯正方法です。
矯正装置自体が透明なので装着しても目立ちにくく、取り外しできるため食事や歯磨きが普段と変わらず行えます。矯正装置の洗浄も簡単なため衛生的です。
目立ちにくく取り外しが可能なので、
人と会う機会や喋る機会が多いお仕事の方や人に気づかれずに歯列矯正を行いたい方にお勧めの矯正方法といえます。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)はこんな人にオススメ
<こんな人にオススメ>
- ・目立たない矯正治療を希望される方
- ・矯正治療にともなう痛みや違和感が心配な方
- ・矯正治療中も食事を美味しく味わいたい方
- ・虫歯や歯周病のリスクを高めたくない方
- ・金属アレルギーが心配な方
- ・激しいスポーツをする方、管楽器を演奏される方
歯を動かす仕組み
![マウスピース型矯正装置(インビザライン)](/images/mouthpiece03.jpg)
マウスピース矯正では
治療計画に基づいて形の異なるマウスピースを作成し、それを段階に応じて定交換していくことで歯が動く仕組みです。
マウスピース型矯正装置を装着すると、実際の歯の向きと移動させる方向には小さなズレがあるので、歯に圧力がかかり、少しずつ歯が動いていきます。
歯の移動が完了したら、新しいマウスピースを装着して繰り返し歯を動かします。交換の目安は1週間〜2週間程度です。
口腔内3DスキャナーiTero(アイテロ)
当院では、歯列の型取りを、
「口腔内3DスキャナーiTero(アイテロ)」によって行なっています。
口腔内3DスキャナーiTero(アイテロ)は撮影するカメラ部分がスティック状になっています。このスティック状のカメラによって歯をなぞるだけで、歯及び歯列の画像データを取得します。
従来の歯の型取りは、粘土のような印象材を用いてトレーに盛って歯を押し込むように歯型を採りましたが、
口腔内3DスキャナーiTero(アイテロ)は、歯及び歯列をスキャンしてデータ化する光学スキャニングが可能になりました。
使用するスキャナーの先端は取り外し式で滅菌消毒可能なため、使用時は常に清潔なものを用います。また、歯型を採る際に「吐き気がする」方の負担をある程度減らせます。
取得したお口の中の3Dデータはコンピューターで解析を行い、治療開始から治療終了までの治療計画を作成して、歯の動きを予測します。そしてその予測から弾き出した結果より、患者さま歯の移動予測に応じたマウスピースをカスタムメイドで作成します。
マウスピース矯正のメリット・デメリット
<メリット>
- ・装置が透明なので目立ちにくい
- ・装置を外して食事や歯磨きができる
- ・装置を取り外せるので、装置の洗浄や歯磨きなどお口のケアができる
- ・金属アレルギーでも治療が可能
<デメリット>
- ・就寝時も含め、決められた時間(1日20時間以上)装置をつける必要がある
- ・虫歯や被せものの治療は、矯正治療を開始する前に済ませる必要がある
- ・脱着、装着ごとに歯や装置を清潔に保つ必要がある
- ・症例により治療できない場合がある
治療可能な歯並び
![治療可能な歯並び](/images/mouthpiece05.jpg)
マウスピース矯正は歯の大きな移動を得意としないため、ワイヤー矯正に比べると、治療可能な範囲が限られています。
・乱ぐい歯や八重歯などの叢生
・軽度の出っ歯
・軽度の開咬症
このように、マウスピース矯正が適応できるのは、軽度から中等度の症例です。
マウスピース矯正が適用できない場合でも、裏側矯正やワイヤー矯正などの他の矯正方法を提案いたします。
噛み合わせの治療でマウスピース矯正を検討している方は、
兵庫県西宮市にある歯医者「やなぎだに歯科」にご相談ください。
料金
項目 |
イメージ |
内容 |
価格(税込) |
インビザライン (マウスピース)矯正 |
![インビザライン](/images/price_m01.png) |
最初の検査料 |
33,000円 |
治療代金(調整料込) |
935,000~1,100,000円 |
治療の流れ
-
1
- 口腔内を撮影
- 口腔内3DスキャナーiTero(アイテロ)を使用して、デジタルで口腔内を撮影
-
2
- 歯の動きを計算
- 撮影したデータから歯の動きを正確に計算
-
3
- 診断
- コンピューターによる診断結果、シミュレーションをもとに歯科医師が、あなたに合った治療計画を決定
-
4
- マウスピース作成
- オーダーメイドのマウスピースが完成
-
5
- 少しずつ歯を動かします
- 移行設定した期間ごとに新しいマウスピースに交換して、少しずつ歯を動かします
※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザラインやクリアーコレクト等 完成物薬機法対象外)は未承認完成物薬機法対象外の矯正歯科装置、医療機器法および歯科技工法上の対象外の矯正歯科装置に該当し、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。