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2024年11月28日

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2024年11月21日

こんにちは。 やなぎだに歯科です。
朝晩はめっきり寒くなって参りました。
日増しに秋の終わりと本格的な冬の到来を感じています。

来月にはクリスマスや年末年始といった楽しいイベントがたくさんあるので、気温の変化で体調を崩してしまわぬよう皆さまも十分お気を付けください。


さて、今回のブログも歯っぴ~通信より、よくある歯の質問に回答して
いきたいと思います。

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Q1. バイオフィルムとは何ですか? 

A. バイオフィルムとは、文字通り膜のように歯に付着した微生物の塊(生
物膜)です。別名「菌膜」とも呼ばれ、500~700種類以上の細菌種で構成されています。お風呂場の排水溝や、キッチンの三角コーナーのヌメリを想像するとわかりやすいでしょう。


Q2. バイオフィルムを放置するとどうなるのですか?

歯垢(微生物の塊)が口腔内に長時間留まって、バイオフィルムになるのですが、バイオフィルムは通常の歯磨きではなかなか取り除けません。そのまま放置しておくと口腔内の粘膜や舌苔、入れ歯、インプラントなど様々なものの表面に付着し、虫歯や歯周病の原因となります。

口の中に菌が多種存在することから、誤嚥性肺炎糖尿病、その他にも体全体に悪影響を及ぼします。


バイオフィルムは、まずご自身のブラッシングでは取り除けませんので、気になる前のメンテナンスをオススメします。

11月は壁面に「食欲の秋」をモチーフにした装飾をしております。

ご来院の際にはぜひ、ご注目ください。




やなぎだに歯科
〒663-8152 兵庫県西宮市甲子園町29−18 1F
TEL:0120-418-356

2024年11月 5日

 

こんにちは。院長の柳谷です。
今年の11月7日は暦の上で
冬の始まりを告げる立冬です。

 

来る寒さに備えて、冬支度を始める方も
多いのではないでしょうか。

 

暖房器具や冬物の衣類は
早めに手入れを済ませて準備しておきたいですね。

 

さて、お口においても日ごろの手入れが欠かせませんが、
実は、治療した後のつめものやかぶせものも、
その後のセルフケアやチェックが大切です。

 

そこで今回は、
治療後のつめものやかぶせものの注意点について
お話ししていきます。

 

 

 

 

◆一生モノじゃない!?
 つめものやかぶせものの寿命

 

歯科で治療を受けて、
つめものやかぶせものが入ると
「これで一安心」
と思う方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、この時点では歯の不安を
完全に払拭することはできません。

 

これらの修復物には寿命があり、
ある調査では金属のつめもので5.4年、
かぶせもので7.1年、ブリッジで8年
それぞれの平均使用年数といわれています。

 

 

 

では、なぜつめものやかぶせものは
"一生モノ"ではないのでしょうか。

 

それは、治療後もお口の中は
環境や状態が常に変化し、
過酷な環境にさらされているからです。

 

このような環境下において、
治療した部位が同じ状態を長く保ち続けるのは
非常に困難なのです。

 

 

 

 

◆つめもの・かぶせものの寿命を縮める
 危険な因子

 

つめものやかぶせものの寿命は、お口の中の
さまざまな要因によって左右されます。

 

たとえば、無意識での歯ぎしりや
食いしばりのくせがある人は、
つめものやかぶせものに非常に強い力が加わり、
やがて割れたり欠けたりするおそれがあります。

 

また、かみ合わせの変化
つめものやかぶせものが取れたり
外れたりする要因となり得ます。

 

これは、治療時点では歯にフィットしていても、
年月とともにかみ合わせのバランスが変わることで
余計な負担がかかるためです。

 

このように、同じような状況下で入れた
つめもの・かぶせものでも、
個々のお口の状態や習慣などによって、
その寿命が大きく変わってくるのです。

 

 

 

 

◆見逃されがちな「二次むし歯」に要注意!

 

つめものやかぶせものの寿命に
影響を与える要因で、もうひとつ忘れてはいけないのが
「二次むし歯」です。

 

これは一度治療した部位に再度発生するむし歯で、
つめものやかぶせものの装着後であっても、
やがて劣化により生まれたすき間に菌が入り込み、
再び歯を溶かしていきます。

 

二次むし歯は
自覚症状がないまま進行することが多く、
レントゲンをとって初めてその存在に
気づくことも少なくありません。

 

 

 

そして、二次むし歯が進行すると、
つめものやかぶせものの適合性が悪くなり、
やがて外れてしまうおそれがあるのです。

 

そのため、定期的なチェックによる
早期発見が重要となります。

 

 

 

 

◆長持ちの秘訣はプロのチェック

 

つめものやかぶせものを長持ちさせるためには
毎日のセルフケアにくわえ、
定期的な歯科受診が欠かせません。

 

 

 

 

繰り返す治療に悩まされないためにも、
治療後も定期的な受診を継続して、
お口のトラブルを未然に防ぎましょう!

 

 

 

やなぎだに歯科
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やなぎだに歯科 院長 柳谷種彦 やなぎだに歯科
http://www.yanagidani.com/
院長 柳谷種彦

当院はご家族皆さまで通っていただける、地域に根差した歯科医院を目指して平成17年に開業しました。当時の甲子園界隈は大手商業施設や住宅地がまさに誕生しようとする最中であり「地域密着型の歯科医院」という私の想いを実現するのに理想的な場所でした。

開業以来、おかげさまで近隣にお住まいの方々を中心に、ご家族皆さまで通える歯科医院としてお子さまからご高齢の方まで多くの患者さまに来院いただいています。これまでの歯科医院のような暗くて怖いイメージをできるだけ排除した「明るく、親しみやすい歯科医院」として、これからも皆さまの歯の健康をお守りいたします。